<Header>
<Author: 柳宗元>
<Title: 南磵中題>
<Format: 格式不明>
<Year: 2000>
<BookName: 校注唐詩解釈辞典>
<Translator: 松浦友久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 南礀中（なんかんちゅう）にて題（だい）す>
<BookPage: 715-719>
<UsedPage: 5>
<Feature: 1, 2, 4>
<End Header>
<Poem>
秋氣集南磵，
獨遊亭午時。
廻風一蕭瑟，
林影久參差。
始至若有得，
稍深遂忘疲。
羈禽響幽谷，
寒藻舞淪漪。
去國魂已遠，
懷人淚空垂。
孤生易爲感，
失路少所宜。
索寞竟何事，
徘徊秖自知。
誰爲後來者，
當與此心期。
<End Poem>
<Translation>
身をひきしめるような秋気が、ここ南の渓谷に凝集している。まひるどき、私はひとりあてもなく尋ねてきた。
秋風はひとえにものさびしく吹きわたり、林の木洩日はひとしきり光と影を交錯させている。
初めこの渓谷に来た時から、心に何か充足するものを覚えたが、しだいに奥深くわけいるにしたがって、いつかそのまま疲れも忘れてしまった。
$ふと気づけば$群れを離れた鳥は奥深い谷間に鳴きわたり、寒寒とした$時季はずれの$水草はさざなみに舞っているばかり。
$思えば罪を得て$国都を追われ、我が魂は遠く離れたこの異郷の地をさまよっている。別れてきた親しい人々のことを思うと、空しく涙を流すばかりだ。
よるべなき孤独の身には、何事も感じやすく、$政治的$出処進退の道を誤った者には、うまく心にかなうこともない。
うらぶれたこの境遇、ついにはどうすればよいのであろうか。あてもなくさまよい歩いても、そのような私$の運命$を知っているものは自分だけなのである。
一体誰が将来この地を訪れて、この私の孤独な悲哀を共有するであろうか$おそらくそのような人物はいないであろう$。
<End Translation>
<Formatted Translation>
身をひきしめるような秋気が、ここ南の渓谷に凝集している。
まひるどき、私はひとりあてもなく尋ねてきた。
秋風はひとえにものさびしく吹きわたり、
林の木洩日はひとしきり光と影を交錯させている。
初めこの渓谷に来た時から、心に何か充足するものを覚えたが、
しだいに奥深くわけいるにしたがって、いつかそのまま疲れも忘れてしまった。
$ふと気づけば$群れを離れた鳥は奥深い谷間に鳴きわたり、
寒寒とした$時季はずれの$水草はさざなみに舞っているばかり。
$思えば罪を得て$国都を追われ、我が魂は遠く離れたこの異郷の地をさまよっている。
別れてきた親しい人々のことを思うと、空しく涙を流すばかりだ。
よるべなき孤独の身には、何事も感じやすく、
$政治的$出処進退の道を誤った者には、うまく心にかなうこともない。
うらぶれたこの境遇、ついにはどうすればよいのであろうか。
あてもなくさまよい歩いても、そのような私$の運命$を知っているものは自分だけなのである。
一体誰が将来この地を訪れて、
この私の孤独な悲哀を共有するであろうか$おそらくそのような人物はいないであろう$。
<End Formatted Translation>